23-24 嵐山スキー場(めむろ新嵐山スキーパーク)ナイター営業終了の理由。シーズン券購入者はどうする?

十勝エリア(帯広・広尾・芽室・士幌・札内・音更・etc)

嵐山スキー場もうナイター営業しないってほんと!?

2023年〜2024年のシーズンから嵐山スキー場でナイター営業終了と、第二リフト運行休止の知らせが地元新聞に流れ、地元スキーやスノーボーダーに衝撃を走らせています。

帯広や芽室に住んでいる方をはじめ、十勝に住まれている方は嵐山スキー場(新名称:新嵐山スキーパーク)になじみのある方も多いのではないでしょうか。

 

実際にナイターがなくなってしまうとどうなってしまうのだろうか。

遅い時間にスキー、スノーボードを楽しんでいた方は、サホロや新得スキー場、もしくはトマムスキー場まで足を伸ばす必要が出てくるので、スキースノーボードを近所で手軽に楽しめることが少なくなってきそう。

この記事では、嵐山スキー場ナイター営業終了に関しての理由やその情報、また第二リフト運休の情、そしてシーズン券利用者への懸念される点を新聞記事をもとに実際に利用者である私が懸念される点をまとめていきます。

記事後半では、こんな風になったらもっと良いと、思う個人的な改善意見をまとめていますので良かったら見ていってください。

嵐山スキー場ナイター営業終了

芽室町は2023年から2024年の新嵐山スカイパークのナイター営業の休止を発表しています。

その理由は運営しているの第3セクター(芽室新嵐山)の資金繰りが悪化している事が原因とされており、そのため経費削減が急務となり、電気代の高騰も後押し芽室町はナイターの休止を避けられないと言う形になったそうです。

ナイター営業と第二リフトの休止をすることで、電気代が約900,000円のカットされることを見込んでの決断と報道されていました。

 

ナイター営業は数年黒字になっていないそうで、芽室スキー場はシーズン券購入者の利用が多いため売り上げの影響は少ないと言う。

ナイター停止ではなく、人を集める手段はなかったのでしょうか。

ただ利用者の私たちからするとナイター営業がなくなるのはかなり痛い結果になります。

学生のスキー選手や仕事後のスキー場を利用をしているスキーヤーやスノーボーダーからは、悲しみの声が聞こえてきそうです。

第二リフトの運行も決まっておりシーズン券購入者への影響も出てきそうです。

リフト運行やシーズン券購入者への影響に関してはこの後お伝えしていきます。

第2リフトも運行

(画像引用元:新嵐山スキーパーク

ナイター営業だけではなく、第二リフトの運行も休止する方針と言う報道がありました。

第二リフトは初心者用のリフトとしてのイメージが強く、Cコース(初心者コース)Dコース(上級者)へのアクセスが簡単にできるリストになっています。

この第二リストがなくなることでの影響としては、初心者や、上級者コースであるDコースを利用した後に第一リフトまでの距離が、昨年以上に遠くなり滑走後のリフトまでの移動距離がとんでもなく遠いことになることだと思います。

ただでさえCコースの麓部分は平らになっており、なかなかリフトまで全てたどり着ける人は少ないイメージです。

その上、第二リフトが動いてないとなると初心者コースでの嵐山スキー場利用は難しくなることが予想できます。(必ずAコースを少し滑らないといけないですし、リフト回しに時間がかかる為。)

地元新聞記事を見る限り、芽室町はシーズン券購入者向けのスキー場として確立をしようとしてるのではないかと私は感じてしまいました。

初心者の方は、家から近いスキー場で練習をしたり、 標高が低いスキー場で、最初は練習したいものですが今後そういったことが、しずらくなくなる可能性がありそうですね。

何か改善対策はあるのかもしれませんので、あくまで私の見解です。

ただ、完全に第二リフトを運休すると言うわけではなく、スキー学習等があった場合はフレキシブルな運行をすると言うことです。

シーズン券購入者への影響

まず、シーズン券利用者はナイターが使えない事が1つの大きいダメージになるかなと思います。

その他にも、シーズン券購入のページにはナイター営業や第二リフトの運休に会社の記載は見当たらずしっかりと購入者にこの内容が伝わっているかどうか心配です。

初心者が中央のAコース、Bコースに出てくることが予想されるので、昨年度よりAコースが複数の滑走レベルの人で賑わい注意が必要になりそうですね。

第一リフトのエリアに多くの利用者が集まるとことになりそうなので、他の利用者に気を配りながら滑ることが必要とされるので滑走スキルや安全確認が以前よりも徹底して必要になります。

よくも悪くも、嵐山スキー場は、人が少なく滑りやすいスキー場としてのイメージがある方も多いのではないでしょうか。

ここ数年で、キャンプやグランピング施設が整いレジャー施設として注目されつつある、新嵐山スカイパークですが、スキー場としての魅力はスキーヤースノーボーダーからすると少し落ちてしまったのではないかなと正直感じます。

そもそも嵐山スキー場はどんなスキー場だったのでしょうか。

幼少期から利用してきた私が過去のスキー場の様子と今後の予想をお伝えします。

嵐山はどんなスキー場?過去と今後予想

昔は地元民で賑わい、お正月には無料でリフトを開放してるような親しみのあるスキー場でした。

オープンコース数も多くリフトは遅いものの、1日中楽しめるようなスキー場だった記憶があります。

近年では経営改善に力を入れていて施設も綺麗になり宿泊、飲食、キャンプなどに関しては流行にも乗っているイメージがあります。

ただ、地球温暖化の影響もあるせいか、雪質は年々低下してるように感じられ、 標高の高いスキー場に移行する人も増えているかなと感じてます。

 

リフト待ちに関しては土日はリフト待ちがあり、平日に関してはリフト待ちなく楽しめるようなスキー場です。

今後ナイター営業や第二リフトの運休が入ることにより、ほとんどのスキーやスノボーダーがゲレンデ中央にあるAコースに人が集中することが予想されるので滑りづらくなってしまうのでないでしょうか。

営業時間帯も日中のみとなってしまうので、そこにどうしても人が集まってしまうような形にはなるので、混雑は避けられない形になるのかと思います。

それに伴い、今まで利用されていた中年、高齢者のシーズン券利用者が利用のしづらさを理由に離脱してしまうことが想像されますね。

実際に私の親族も嵐山スキー場は、人がいなくて滑りやすいといった理由からシーズン券を購入していましたが、今後初心者中級者、上級者が入り混じった状態でのコース運営となってしまうことが予想されるので、滑走スキルやスキー場ルールが厳しきなりそうな気もします。

しかもリフトは昔ながらのリフトなので、列ができてしまうと今までは、

リフト10分 滑走2分くらいだったのが、

待ち時間10分 リフト10分 滑走5分1滑りするための時間が長くなってしまいそうですね。

 

さらに、第一リフトを降りた後、滑り出すまでの場所は昔から混雑しているので、今後は改善しないとリフト降りが詰まって事故にも繋がってしまうのでは?と思いますが、ここは運営側がなんらかの策を練っているのではないかと思います。

近年雪不足で硬いバーンの日が続き、開放コースも少なくなってきた嵐山スキー場ですが実際のところのスキー場の雪質や滑走バーンの状態はどうだったかお伝えします。

嵐山スキー場の雪質

昨シーズンは結論から言うと、帯広、芽室市内に雪が積もっている日でないとカチカチもしくは、土が見えている日が多かったです。

硬いバーンでもしっかりとコントロールできる上級者は楽しめるかと思いますが、初心者たちにとってはお尻にあざができそうな雪質だったのではないでしょうか。

雪は天気に左右されますので、近場でスキー・スノーボードを気軽にできるだけありがたいですよね。

雪質にブツクサ言わず、自分のスキルを磨いたりこっそり練習をする分には最適です。

エッジを立てた状態で滑るとカービングは楽しいかもですが、エッジ角度が甘かったりダリング(エッジを丸めている)板だと小技などが楽しめそうです。

整備面で言うとコースはしっかり整備が毎回入っていますが、やはり硬め・・・

膝に来ることが多いです。

コース脇はかなりの凹凸があり、不整地を楽しむと言うよりは修行DAYが多かったです。

ナイター終了、第二リフト運休まとめ

十勝周辺に住むスキーヤー、スノーボーダーからは衝撃の知らせでした。

昔から利用していた施設がなくなるのは悲しいので、なんとか存続して欲しいですね。

ただ、利用のしやすさも肝心ですのでキャンプ施設だけではなくスキー場の改善も検討していただけたら嬉しいです。

地元民にとっては身近にある最適なスキー場と自慢したいと全員が思っているはずです。

ここからは、私が一利用者として今後に期待することをまとめていきます。

皆さんの伝えたいこともお伝えできたらと思いますのでよかったらみて行ってください。

(運営者の方は見ていたら参考にしてください。細かく内容を聞きたい場合はご連絡くださいね〜。)

今後の嵐山スキー場に期待すること

ここからは完全に個人的な意見で、

こんな風に改善するのはどうですか?こんな改善してくれたら嬉しいな!という一利用者としての提案です。

嵐山スキー場運営さんが見ていたら改善を一緒にやりましょう!

できれば、親しみやすく地域から愛され続けるこのスキー場を大切に長く利用したい思いから書きます。

また、この記事を見て皆さんも一緒に嵐山スキー場を一緒に盛り上げられたらなと勝手に思います。

1、リフト運営に関しての提案

キャンプも流行りに乗っていていいかと思いますが、ここにしかないものはやっぱり『身近なスキー場』です。

スキー場を中心に3年後の資金回収を検討するのはどうでしょうか?

スキーヤーでありスノーボーダーである私はリフトとコース改善が最優先かと思います。

嵐山を選ばない理由で一番多いのはリフトが遅いからでは?

高速リフトを導入し回転率を上げるはまず第一の利用者の不満改善と来場者数向上につながるかと思います。

2、コース改善

スキーヤーが多く、初心者も案外多いスキー場です。

Aコース上部にはスノーボーダー用のビンディング着脱エリアを。

これは看板を刺すだけでも効果があるかと思います。スキーヤーのストレスを軽減するだけでなく、ボーダーも安心して安全にビンディング着脱ができます。

・初心者コースへのアクセスとリフト乗車を楽に。

第一リフトからの初心者コースへにアクセスが正直悪い。。。。

少し地面をいじれば良いだけなのでは?もう少し緩やかなカーブにして欲しいです。

滑っていても、初心者殺しだわ〜。と声を何度か聞きました。

 

そして、Cコース滑走後からのリフトまでの距離問題。

初心者の頃、筋トレかよ!って内心思っていました。

利用者に嬉しいゲレンデはやっぱり人が集まりますよね。

夏の間にゲレンデ整備してくれたら嬉しいです。

・キッカー(遊び心)の設備。

ひたすらカービングのゲレンデの印象が強いです。

上級者であれば少しの起伏でも楽しめますが、明確にキッカー等の遊び場を設置してあげると良いかなと思います。

以前はCコースや、Aコースの第二リフト脇などにもありましたよね。

設置場所は、Aコースの第二リフト脇が最も安全なのではないかと思います。

大きなキッカーではなく、スキー場利用者の目線に合わせたビギナーのものや基礎を確認できるものがいいのではないでしょうか?

この設置だけで、スノーボーダーや若い方の利用増加は目に見えるかと思います。

関東でもスノーボードをしていましたが、やはりたくさん遊べる安全なスキー場を皆選びます。

過去にあったキッカーはちょっとメンテナンスされてないのか、危険な日もありましたよね。

3、ナイターの復活

ナイターは新規顧客獲得のために必要かと思います。

短い時間で高単価のチケットが出るのもナイター時間です。

コース改善・リフト改善ができればナイターでも来たい方は増えるでしょう。

 

土曜日限定のオールナイト運営もアリかと思います。

新潟の神立スキー場をモデルに行ってみてはいかがでしょうか?

お風呂もあり、交通も楽なので、同様の経済結果が見込めそうです。

4、喫煙場所の改善

講師やスタッフが入口付近で吸いすぎです。

非喫煙者や子連れからすると印象はどうでしょう。

発ガンリスク、身体への悪影響をみても喫煙所の場所を変えてください。

社会の進化に合わせて完全分煙を希望します。

市内から少し離れやってきた自然の空気感を大切にすることでブランドイメージが保たれますよ。

5、荷物管理場所の確保

休憩エリアに無防備に置かれた、スキーバックや衣類、靴は良い意味で田舎ですが、悪く言えば治安が悪いです。

6、推しエリアの拡充

スキー場に来る方が魅力に感じるポイントはどこでしょうか?

近年は新たに、レストランなどでも注目を集めましたよね!

私はまずは山頂からの景色かと思います。

低い標高なのに絶景!しかもその絶景遭遇率が高いことこれは推しポイントです。

この景色をさらに映える写真に収める工夫をしていきたいですね!展望台を活用したいですね!

展望の良い写真には観光客も集まりますので、冬の観光地としての新しい名所にもなりそうでうよね。

 

他にもそり利用客の多さや、昔ながらのおやきやチョコバナナも魅力です。

日帰り風呂も入ってみると快適ですし、

もっともっと元々ある魅力を活かして欲しいなと感じます。

新しい何かを作るよりも、ここだけにしかないものを再利用していく方が、顧客受けするかと!

観光客も大勢くるきっかけ作りもできるかと思いますよ〜〜!!

以上、経営コンサル経験のある、とかおび記者がお送りしました。

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