”めむろ新嵐山スキーパーク今シーズンの営業中止”
2023年9月21日の地元新聞にて報道された衝撃ニュース。
つい先日までは「ナイター営業が中止かぁ」と落ち込んでいたところまさかの営業中止へ変更。
十勝育ちであればスキー、スノーボードに行ったことがある方も多いスキー場(旧:嵐山スキー場)で町民や近隣地元民から馴染みのある場所です。
実際に帯広育ちの私も何度も滑りに行ったことがありますし、子供の頃はソリをしに親に連れて行ってもらっていました。
この記事では、今シーズンのめむろ新嵐山スキーパークの営業中止に関して
現状分かっている情報や
営業を中止した理由
中止に至るまでの最近の経緯
ゲレンデは復活するのか?
などをお伝えしていきます。
この記事と合わせて読みたい記事。
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めむろ嵐山スキー場含めその他事業を中止へ
9月21日の芽室町議会で定例会が行われ、
めむろ新嵐山スキーパークの23年度〜24年度のシーズンの営業停止が決まりました。
→(追記)閉業日が10月10日に決定しました。
営業停止になるのは、スキー場営業とその他事業とのことです。
施設休止期間中に今後の話し合いがされるとのことで、施設自体が営業中止のようですね。
このスキー場営業中止の情報はまだホームページには記載されておらず公式Twitter等にも未発表でした。
シーズン券の購入を検討されている方もいる時期かと思いますが、
購入してしまった場合は今後何らかの対応があるのではないかと思われます。
次にいったい何故、営業停止になってまったのかをまとめていきます。
めむろ嵐山スキー場営業中止の理由
めむろ新嵐山スキーパークはここ数年経営状況が悪化していることで度々メディアを騒がせていました。
今回の営業中止の決定に関しても経営状況不良を大きいきっかけとし、
議員らの圧倒的反対多数で補正予算案が否決され、
従業員や取引先の未払いが生じてしまうことと、
今シーズンのスキー場と事業の中止が決まったとのことです。
利用者からするととても残念で、今日1日だけで周りの人間から
「今年の冬のスキーはどこですればいいんだ。」
「コソ練できる場所がなくなった。」
「遠くまでいかないと滑れないからスノボーに行く頻度が下がる。」
などといった声を耳にしました。
町民だけではなく十勝住民の冬の健康を維持してきた場所であり、
スキー・スノーボードの向上にも大きく貢献していていたのがよくわかりますね。
めむろ嵐山スキー場営業中止までの経緯
営業中止の数日前では、ナイター営業と第二リフトの営業を停止して今シーズンは営業すると発表がありました。
その中でのスキー場営業中止のお知らせは悲しすぎる。
【営業中止までの経緯】
経緯として以前から経営状況が良くなかった「第三セクター・めむろ新嵐山スキーパーク」でしたが、
経営続行のために芽室町からの支援金5,200万円を含む補正予算案を提出。
だが、議員からは、
「計画は消極的なものであり一時的な延命では本質的な解決には至らない」
「町民ファーストであるべき経営が計画からは見込めない」
と反対意見が多く上がり、補正予算案が否決。今シーズンの営業停止へ。
再議は反対派多数のため行わないものとする形へなったとのことです。
めむろ嵐山スキー場は復活するの?
私もこの報道を見て衝撃を受けた一人です。
実際の芽室町議会の議事録を検索し探しにいきましたが、詳細のわかる議事録はなく録画もありませんでした。
今後復活があるかどうかは現状不明です。
まずは清算手続きを完了させた後に、今後の再生に向けて議会や町民との議論を続けていくとのことです。
個人的には、議員さんも第三セクター・めむろ新嵐山スキーパークも私を含め町民も計画を一緒に考えてスキー場を復活(継続運営)できるようになればいいなと思います。
なんだか報道を見ているだけでは、第三セクター・めむろ新嵐山スキーパークの計画が悪いと押し付けているように感じるのは私だけでしょうか。
地域や町民のために選挙で投票を得た議員、
実際に周辺に住んでいる利用者も含めて
前向きに昔から愛される嵐山スキー場を守って行きたいですね。
別記事で、ナイター営業中止の詳細や個人的改善案などをまとめていますので合わせてご覧ください。
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