熊(クマ)って可愛いし見てみたいけど、
実際に自然の中の野生の熊と出会ったらどうしよう!?
北海道旅行に行くときにこんなことを思っている方も多くいます。
なぜなら北海道はエゾヒグマの生息地として有名で出没率も高いからです。
私に住む十勝エリアでは最近では、ポロシリキャンプ場で目撃があり小熊も2匹目撃されています。
他にもたった一日で新得・中札内・清水・本別でも熊の目撃情報が出ています。
熊の出没するエリアや場所に関して過去の情報はありますが、絶対ここにしか出ないから他は安全と決まっているわけではないので個人でも注意と情報収集が大切になります。
北海道に旅行に行ったら、大自然に触れ合って思い出を作りのも旅の目的の一つかと思いますが、そんな楽しいひと時の中で熊に出会い遭遇事件にでもなったら怖いですよね。
この記事では
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- 熊に出会ったらどうするのか
- その時の対処法や最近の熊出没に関する事件
- 遭遇を回避する方法
- 熊出没エリア
- 安全に旅行を楽しむためにはどうするか
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などをお伝えしていきます。
ヒグマの事を知った上で安全に、大自然を感じながら思い出に残る北海道旅行にしていきましょう!
実際に私は3回ほど熊と出会ったことがあり身近に起こりえる遭遇だと感じています。
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北海道で熊に出会ったらどうする?安全な行動方法
まずは熊にそもそも遭遇しないために足跡を見つけたら、決してその場所に近づかない。足跡のある方へ行かないが鉄則です。
とはいっても、運転中に道路で急に出てきて、車に向かって走ってきたり、走行中に横の薮から飛び出てきて車に衝突してしまう場合や、登山やキャンプ中にのそのそと歩いて近づいてきたり遭遇してしまうケースは発生しています。
昔は死んだふりが良いなど言われていましたが、最近では全く意味がないからやめた方がいいとまで専門家の方は話しています。
では、もし遭遇してしまった場合どうしたら良いか情報をまとめましたので、万が一に備えて覚えておきましょう!相手は生き物です。絶対回避の方法ではないので、最善の方法としての知識になります。
熊との遭遇時の対処法と逃げ方
遭遇時の共通の対処法として、”死んだふりはしない”と”走って逃げない”という鉄則があります。
まず死んだふりですが、熊は死んだ動物も食べ物として食べる習性がありますので、推奨しません。
人間サイズの新鮮な食事が落ちているようなものです。熊にとっては棚から牡丹餅ですよね。
次に走って逃げない事です。熊は素早く走っているものを追いかける習性があるようで、56キロの速さで走ることができるので逃げれないのはお分かりいただけるかとおもいます。
熊に遭遇した場合は恐怖感に包まれる方が多いですが、冷静に背中を向けずにゆっくりと後退り距離をとりましょう。さらに具体的に対処法を出会う距離別で見ていきましょう。
もしかしてクマかも?まだ遠目に熊がいる場合
目安100メートルくらいの距離で熊と遭遇した場合は熊がこちらに気づいていない場合が多いです。
気づかれないように物音を立てずに遠ざかるようにしましょう。
その際には熊との視線を合わせないように距離を空けられれば良いですが、熊がこちらに気づかず近づいている場合は高い場所に上がり大きく手や足を振って人間がいるよと気づかせ熊に離れてもらうことも効果的な手法のようでうす。
要注意しなくてはいけないのが、小熊がいる場合はその場に立ち止まらず小熊から離れるようにしましょう。小熊と人間の距離が近いとを守ために突進してくる可能性があります。
念の為、熊撃退用に自分が大きく見える木を持ったり、石の上に乗ったり、撃退グッズを準備しておきましょう。
あれ熊だよね?程度の中距離
目安30〜50メートルの距離で出会ってしまった場合、熊もこちらに気づいてしまっている場合が多いです。突進に備えて熊から目を離さず、熊との直線上に木や岩を置くような立ち位置に移動しましょう。
この距離で熊が立ち止まっていれば匂いでこちらを確認している場合もあるそうです。しっかりと食べ物等はジップロックや蓋を使って密閉して持ち歩いておきましょう。
こちらが動かずにいると敵対体制と思われるので、ゆっくりと背を向けず遠ざかりましょう。
やばい、近くない?程度の近距離
20メートル以内の距離は熊からしてもびっくりの距離です。大声や突発的なダッシュは熊からすると危険を感じてしまうので自己防衛のために、攻撃に移ってくる場合もあります。
この距離でのダッシュ突撃されると逃げることはまずできないです。
冷静に、ゆっくりとした動きで、熊に背中を見せずにその場から遠ざかりましょう。
熊が立ち去ってくれるようにこちらには刺激しない立ち振る舞いが必要です。
万が一に備えて、クマ除けスプレーを腰元か胸元に用意しておきたいですね。
突進中です。どうする!?程度の至近距離
接触寸前の距離の場合。威嚇攻撃か本攻撃の場合があります。
威嚇攻撃の場合は突進途中で急停止し、地面を激しく叩いたりなどして後退する場合があります。
この場合は距離が近いですが、熊との間に障害物になるものがくるように穏やかにゆっくり後退しましょう。
本攻撃で来る場合は3〜4メートル地点で熊除けスプレーを鼻と目を目掛けて噴射してください。
間に合わない場合は、うつ伏せになり内臓を守ります。首や頭などの致命傷になる箇所を手で守りうつ伏せの姿勢を維持しましょう。
転がされても同じ姿勢に戻り、防御に徹します。
危険を回避するクマ除けスプレー
ホームセンターや登山ショップで販売されているクマ除けスプレーは春明けの5月くらいから売り上げを伸ばしているようです。
熊除けスプレー(熊撃退スプレー)には唐辛子成分が入っていて、突進してきた熊に対して効果的であるとされています。
山に山菜採りや、レジャーで行く方も増えくる時期に売れているということは皆さんしっかりと対策をしている証拠ですね。また、購入時には同時に大きな音の出る爆竹を買って行く人も多いそうです。
最近の熊出没事件(北海道での熊との遭遇と目撃報告)
(出典:ひぐまっぷのくま出没マップ)
本来、北海道の熊は広大な自然の中に他の野生動物と共に生息しています。見かける場所はやはり市街地よりも山岳地帯や森林地帯になり、自ら生息地たいに行かなければ遭遇自体稀な生き物です。
一般的な観光地や人の集まる場所ではほとんど遭遇の報告はされていませんでしたが近年増加してきています。目撃回数は6月時点でなんと700件超えで過去最多ペースで熊が道路や市街地に出てきています。
残念なことに、襲われて亡くなるケースも出ています。
熊は昼夜問わず行動しますのでいつ遭遇するかわかりません。
都市に出てくるアーバンベアーという言葉も近年何度か耳にするようになりました。
アーバンべアーとは?
市街地に出没する熊のことで都市型クマとも呼ばれる。今まで熊が生活圏内に出てこなかったのに、出現してしまう理由として、1990年に道が春グマ駆除を廃止し、保護に重点を置いたことも原因のうちの一つだと発信する方もいます。
昔はハンターがいて人間に怯えていた熊が、人間に怯える必要がなくなったので近くに寄ってくるという見解もあるようです。
なぜ市街地に出てくるのか。それはエサを追い求めているのか、興味本意なのかはわかりませんが街を通る細い川をつたって突然小学校に出没したり、夜中に自宅のドアの横を歩いていたりと市街地にいても「え!ここに!?」という出現をしてきている報告が後を立ちません。
熊との遭遇を回避するためにすることは?
熊の嗅覚は犬と同等に匂いに敏感です。食べものを持って山や森林地帯に行かれる際はジップロックに入れたりタッパーに入れたりと、熊の興味を刺激しないように気をつけましょう!
特に子連れ熊は警戒も強いので注意です。通常時と比べ、攻撃的になりやすいとも聞いたことがあります。
おじいちゃんはいってましたが、熊も人間と同じと考えていいと私も思います。
もし私たちが、山で生まれ育ったら美味しそうな匂いがしたら居住エリアを離れて探しにいきたくなりますよね。
回避するためには熊鈴やそれ以外の対策も知っていると安心ですのでみていきましょう!
熊鈴
有名な熊除けグッズですね!熊は基本的には人の存在に気づくと自ら遠ざかって避けてくれることが多いので歩く度に人間の存在を鈴の音で伝えることのできる熊鈴は効果的です。
山菜採りに行く際には腰に、鈴を大量につけている方もいたりしますが、音がたくさん出ることに効果があるならば悪くない考えですね。
ただし、過去に鈴をつけた方がエサを熊に与えたり、食べ残しゴミを捨てて行ったりしたことを知っている熊は逆に近寄ってきてしまうことがあるそうです。人間が気をつければ防げる自体はみんなで防ぎましょう。
熊鈴以外の対策法
熊鈴と同じように大声やラジオ、音楽を流すなども同様の効果があります。
私個人の見解ですが、鈴の対策をここで考えるなら熊が聞いたことのない音楽や音は鈴に免疫がある熊に効果があるのかもしれませんね。
あとは【熊出没注意】の看板のエリアには立ち入らないことで、危険から身を守ことにつながります。
熊が多い熊出没エリアの特徴と注意点
熊は基本的に、人間を避ける傾向がありますが、食べ物を求めて人間の生活圏内に近づいたり、迷い込んでしまうことがあります。
とはいっても主軸の生活範囲は山岳地帯や森林地帯になります。
人間が多くいる地域に出没するアーバンベアーは人間を見慣れている個体の可能性がありますので山などで見る野生の熊より注意が必要なのではないでしょうか。
ではどんな場所に出やすいのか地元ニュースや出没情報をもとにお伝えしていきます。
熊はどんなところに出る?
基本的には山岳地帯や森林地帯で出没します。なので人間がいる場所に出没する際も、森と市街地の境界線が曖昧なエリアほど出てきやすくなります。
どんなところかというと、住宅街の横に突然背丈の高い草や森林がある場所などが該当します。
住宅街と森林エリアの間に距離があり芝刈りなどが行き届いている場合は、熊にとって身を隠す場所がなく熊も怖くて出てこれないと言います。
熊が迷い込まないように、人間側でできることはしていかないといけないですね。熊を呼びこんでしまうことで熊にとって厳しい処置を取らないといけない場合もあります。
熊が見れる観光地
知床では野生の熊の生息が多くクルージング等では安全に見ることができます。出没率も高く知床5湖などの散策路では要注意です。
その他に、北海道には熊を観光施設内でみれる登別の熊牧場や、サホロのベアーマウンテンがあります。安全に熊を見ることができ、生態を学ぶことができるので野生の熊に出会う前に熊に関して学ぶことができます。
その他にも各エリアの動物園でも、熊は人気の動物なので大型の動物園であれば熊に出会えるかと思います。
熊知識を身につけて安全な旅を楽しむ
旅の際、有名な遭遇観光地では知床五湖などがありますがその他にも登山やハイキングなどで山岳地帯や森林地帯に行くと熊との遭遇リスクが高くなります。
熊は本来自然の中の食べ物で生息していましたが、森林エリアと人間エリアの間にある畑の農作物を食べにきたり、その近くに落ちている食べ物のゴミなどからも食べ物が森林エリア以外にもあることを認識してしまいます。
旅先だからといってポイ捨てや食べかすの後処理を怠ると、生態系を崩しますし、自分たちの危険を招く行為となりますので注意して下さい。
ツアー旅行は安全性が高い?
熊だけではなくその土地全体の知識があり、遭遇した場合の対処法や実際の経験がある方の話を聞き、万が一遭遇した場合でも、経験者のいう通りに行動することが一番安全確率を上げる方法です。
環境に与える影響を最小限に抑えるためにもその場所に特化した専門ガイドは役に立ってくれるはずです。
ガイドさんも北海道からも食べ物の後処理やゴミの管理を徹底するように呼びかけをされていますのでツアーだからと言って自身でできる努力を怠らないようにしないといけません。
熊も同じ生き物だと認識する
エゾヒグマを含め、熊は普段野生動物であり自然環境に生息しています。
その環境を壊したりしないように棲み分けをしていくことや、熊の生息地に私たちが入るときは、熊の事を知って上で安全策をとることで共存していかないといけないことを覚えておきましょう。
北海道旅行と熊
北海道に来て、大自然を満喫していくために、熊の情報や対処法をお伝えいたしました。
野生の熊との遭遇は確率は低いかもしれませんが、その遭遇は起こりうるものです。
もしかしたら1m先に出会うかもしれないし、50m先に見つける程度かもしれません。
「死んだふり」は意味がないので最善の対策知識を身につけておきましょう!
熊も人間も命を大切に共存した世界で、私たち人間は旅行などで思い出を作っていきたいですね!
しっかりと準備と下調べをした上で、最高の北海道旅行にしてくださいね!
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