一緒に大切な時間を過ごしてきたペットが亡くなってしまうのは、とても辛いことです。
ですが、愛おしいペットだからこそ、看取った後も末永く供養したいですよね。
そこで、
「十勝帯広周辺のペット墓地はどこ?」
「ペットの供養方法は?」
といった疑問について、お伝えします。
ペットの供養といっても、様々な供養の方法があるので、それぞれのペットと家族に合った供養の仕方を選ぶことが大切です。
十勝帯広周辺のペット墓地・霊園6つ
ここでは、帯広周辺の6つのペット墓地をご紹介します。
ペット墓地は近年、ペット供養の方法として、人気が高まっているんです。
管理が行き届いた納骨堂では、毎日お水入れを替えてくれたり、定期的に法要をあげてくれるところもあります。
家から離れたところで供養してもらうことで、ペットロスの状態から気持ちの整理がつきやすい、というメリットもあるそうです。
1、帯広ペット霊園
(画像引用元:(有)帯広ペット霊園ホームページ)
小動物から超大型犬まで、完全対応の火葬場を完備した、帯広ペット霊園。
葬儀を行う場合には、スタッフが行う個別葬、家族立ち合いで火葬できる家族立ち合い葬、他のお友達と一緒に火葬・葬儀を行う合同葬が選べます。
火葬後、希望の場合には、幕別町にある霊園に納骨することもでき、合同供養塔と個別の納骨堂を選べます。
納骨堂には、生前の写真や好きだった食べ物、おもちゃなどをお供えすることもできるため、心ゆくまでペットを偲ぶことができます。
毎年9月の第4日曜日に、合同の畜魂・供養祭を行っています。
帯広ペット霊園に納骨・埋葬されてる方もご自宅で供養されている方も参加することができます。
施設詳細
住所 | 帯広市西2条南19丁目15/幕別町栄208番地(霊園) |
電話 | 0120-353191、090-3468-5362 |
定休日 | なし |
営業時間 | 問い合わせはホームページにて24時間受け付け |
駐車場 | 有 |
2、大正動物霊園
(画像引用元:大正動物霊園フォトギャラリー)
旧農家の跡地をそのまま利用し、日本野鳥の会から、日常生活の場に設けられた鳥の保護区域である「ミニサンクチュアリー」に指定登録された、自然豊かな環境の大正動物霊園。
こちらも敷地内に納骨堂があり、火葬だけでなく供養もできます。
骨壺の他、仏壇や仏具も扱っているので、ご自宅でのご供養を希望される方も、必要なものをここで揃えることができますよ。
火葬は個別火葬か合同火葬(合同火葬の場合、遺骨は合同やすらぎの碑で供養します)か、納骨堂は本棟/別棟各3タイプの中から選ぶことができるので、予算等や希望に合う供養を考えることができます。
こんな自然に囲まれた霊園なら、安らかに眠れそうだね!
2023年7月に猫カフェも開設したので、ご供養の際にぜひお立ち寄りください。
施設詳細
住所 | 帯広市大正町基線65 |
電話 | 電話0155-64-5000 |
定休日 | なし |
営業時間 | 問い合わせは24時間受け付け |
駐車場 | 有 |
3、ペット霊園やすらぎ
(画像引用元:ペット霊園やすらぎ)
お花や緑に囲まれた共同墓地、生前の写真やおもちゃが供えられた明るい雰囲気の納骨堂が印章的なペット霊園やすらぎ。
他のおうちのペットの存在も近くに感じられることから、寂しがりやさんにおすすめです。
葬儀には一緒に飼っている他のペットも参列することができ、家族みんなで送り出すことができますよ。
24時間電話でも対応してくれるので、急な訃報でもご安心を。
ご遺体の保存のために適切な指示をすぐに得ることができます。
分骨にも対応してくれるので、霊園にも入れたいけれどおうちでもご供養したいという方にぴったり。
アットホームな雰囲気が嬉しい霊園です。
施設詳細
住所 | 幕別町字栄208 |
電話 | 0120-940-412 |
定休日 | なし |
営業時間 | 問い合わせは電話、ホームページにて24時間受け付け |
駐車場 | 有 |
4、ペットセレモニーエデン帯広
(画像引用元:エデン帯広|札内のペット霊園)
2017年にペット霊園施設を新築リニューアルした、ペットセレモニ―エデン帯広。
田舎の小さな教会をイメージで作られ、斎場のステンドグラスなど、昔ヨーロッパで実際に使われていたものを再利用しています。
こちらは個別の納骨堂はなく、合同慰霊碑のみ。
合同慰霊碑に入れない方は、自宅でお手元供養されている方が多いようです。
完全貸し切りで大切なペットとのお別れの時間を静かに過ごすことができます。
夜間や早朝の火葬にも対応しているので、飼い主のライフスタイルに合わせた火葬や供養ができます。
施設詳細
住所 | 幕別町字依田207-56 |
電話 | 0120-25-2284 |
定休日 | なし |
営業時間 | 問い合わせは電話、ホームページにて24時間受け付け |
駐車場 | 有 |
5、ペットセレモニーもみの木
(画像引用元:もみの木|トップページ)
白を基調にした、明るい雰囲気のペットセレモニ―もみの木。
お見送りの場所も、きれいで清潔なお花に囲まれたお部屋です。
もみの木では、様々なタイプから、ご家族に合った火葬や埋葬の仕方を選べます。
火葬であれば、個別か合同か、個別なら収骨ありかなしか、位牌や肉球スタンプなどのセットを希望するかどうかが選択できますし、納骨堂も向きや大きさの異なるブースがいくつもあります。
月に一度、月例法要を行っているので、大切なペットを手厚く供養したい方におすすめです。
また、生前の事前相談も行っているので、もしもの時のために、事前に準備をしておくのもいいかもしれません。
施設詳細
住所 | 幕別町札内みずほ町143-123 |
電話 | TEL 0155-67-6560/FAX 0155-67-6563 |
定休日 | なし |
営業時間 | 9:00~18:00 |
駐車場 | 有 |
6、ペット供養苑とかち
(画像引用元: 十勝のペット霊園 ペット供養苑とかち)
芽室町にあり、24時間365日いつでも受け付けしてくれるのが、ペット供養苑とかち。
通常の個別納骨堂の他、永代供養用の個別納骨堂があり、塔婆を作り供養してもらうことができます。
また、葬儀の際には人間の葬儀のときのように、お経のテープを流してくれ、スタッフの方がペットとの思い出などを聞いてくれるそうです。
一緒に過ごした幸せな時間をお互いに思い浮かべながら送り・送られる場所になっているんですね。
施設詳細
住所 | 芽室町東芽室南2線4-17 |
電話 | 0155-62-2554 |
定休日 | なし |
営業時間 | 問い合わせは電話、ホームページにて24時間受け付け |
駐車場 | 有 |
十勝帯広周辺のペットの供養方法は?
ここでは、亡くなったペットを火葬した後のペットの供養の仕方を紹介します。
大切なペットが亡くなってしまったら……想像しただけで悲しくなってしまいますよね。
喪失感はもちろんですが、慌てたり、不安な気持ちになってしまうこともあるでしょう。
お別れの時、家族同様に過ごしてきたペットを供養する方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
様々な方法があるので、ご家族のスタイルに合った供養の仕方を選びたいですね!
供養方法1、庭に埋葬する
小鳥やウサギなどの小動物の場合には、火葬せずに庭に埋葬してお墓を作れます。
また、犬や猫などの場合も、火葬後の遺骨を庭に埋葬することも可能です。
庭に埋葬するメリットは、管理費用が掛からないことと、自分たちで埋葬できることです。
ただ、必ず持ち家の敷地内に、そして近隣の方の迷惑になるような場所にならないようにしましょう。
この場合、埋葬場所にお墓を置くこともできます。
飼い主と一緒に遊んだ庭に埋葬されるのなら、ペットも嬉しいはずです。
供養方法2、遺骨を自宅で手元供養する
火葬後、遺骨を入れた骨壺を自宅に安置して供養する方法です。
自宅で遺骨を供養することを、手元供養といいます。
ペット用の仏壇や位牌が売られているので、そういったものを用意することで、人間同様に供養することができます。
生前の写真やお気に入りのおもちゃを置いたり、好きだった食べ物やお水をお供えしたりできるので、亡くなった後もペットの存在を感じながら生活することができる供養方法です。
供養方法3、ペット霊園の納骨堂に保管する/お墓を建てる
庭への埋葬や手元供養が難しい方には、霊園の納骨堂を利用するのがおすすめです。
ペット霊園内の屋内施設の個別スペースに、骨壺や遺影、遺品などを保管でき、受付時間内であればいつでもお参りすることができます。
まさに、人間のお寺のような役割をするのがペット霊園です。
保管料は年額で1~2万円程度が相場です。
霊園によっては、お墓を建てることができるスペースがある場合も。
この場合、お墓を建てる区画の費用と、墓石の費用が必要なため、他の供養の方法よりも費用が掛かります。
また、お墓は離れた場所にある……という霊園もあるため、気軽にお参りに行ける距離にお墓が建てられるのかは、霊園を選ぶ際に確認しておきましょう。
供養方法4、ペット霊園に合祀する
火葬後、ペット火葬場や霊園に併設されている供養塔などに納骨する方法もあります。
この場合、個別に遺骨を取り出すことは出来ない点に注意が必要です。
合同火葬した場合などは、基本的に合祀になると考えましょう。
納骨の際に費用として1~2万円ほど掛かるものの、年間管理費などの維持費が必要ない場合が多く、また永代供養してくれる場合もあります。
永代供養は、自分が亡くなったあともきちんと供養を続けてくれる人がいる、という安心感が得られるのが1番のメリットです。
お彼岸やお盆などには合同の供養祭が行われる霊園もあるので、霊園選びの参考にしてください。
供養方法5、ペットと一緒に入れる墓地に埋葬する
霊園内の中には、ペットと人間が一緒に入れる場所があるところもあります。
しかし仏教では、「動物と人間は別々に弔うもの」という考え方が根強くあるため、あまり数は多くありません。
また、ペットと一緒に入れるといっても、霊園内にペット用の供養塔があるだけの場所もあるので、事前に確認しておく必要があります。
ペットと一緒に眠れるお墓は一般的な継承墓(子孫が継承していく墓)となるため、相場は150万円から250万円程度で、他に年間1万円ほどの管理料が必要です。
また、お墓自体を継承してくれる人がいるかどうかも問題になってくるので、ご家族でよく話し合いをしてくださいね。
供養方法6、散骨する
ペット霊園の中には、火葬後に散骨用に骨を粉砕してくれるところもあります。
川や海、山など、自然豊かな十勝だからこそ、散骨して自然に還す、という方法も。
ペットの骨を散骨するのには特別な許可は必要ありませんが、一般的なマナーとして、近隣の方の迷惑にならないような場所に散骨しましょう。
もし飼い主不明の動物がなくなっているのを見かけたら
もし、飼い主不明の動物が庭などの私有地で亡くなっているのを発見した場合は、帯広市都市環境部環境室清掃事業課(電話:0155-37-2311)に連絡してください。
道路で車に轢かれるなどして動物が亡くなっている場合は、その道路を管理している管理者等に連絡してください。
国道…帯広開発建設部 帯広道路事務所(電話:0155-25-1250)
道道…十勝総合振興局帯広建設管理部事業課(電話:0155-27-8727)
市道…帯広市都市環境部環境室清掃事業課(電話:0155-37-2311)、または帯広市都市環境部土木室道路維持課(電話:0155-48-2322)
十勝帯広周辺のペット墓地、供養方法まとめ
帯広周辺には、帯広市内にある大正動物霊園、幕別町の帯広ペット霊園、ペット霊園やすらぎ、ペットセレモニ―エデン帯広、ペットセレモニーもみの木、芽室町のペット供養苑とかちの6か所のペット墓地があることが分かりました。
もしもの時に焦らないように、そして大切なペットが安心できるように、できれば事前に下調べをしたり、実際に一緒に尋ねてみることをお勧めします。
供養の仕方としては、手元供養や敷地内に埋葬するなど、身近なところで供養する方法から、ペット霊園への納骨や埋葬する方法、散骨、そして人間と一緒のお墓に埋葬する方法まで、幅広い方法があるので、ご家族の形に合った方法を選びましょう。
どのような供養の方法を選んでも、一緒に過ごした日々を思いを馳せることが何よりも一番の供養になるはずです。