北の大地・北海道の南東部に位置する十勝地方・帯広市。絶大な人気を誇るソウルフードとして、実は「豚丼」が有名なんです。
帯広市には、豚丼を提供する飲食店がなんと200店以上も軒を連ねていると言われ、帯広市を訪れる観光客からも注目を集めています。
なぜそれほどまでに観光で訪れる人からも地元の人々からも、帯広市で「豚丼」が愛されるのか、そのヒミツと、2023年に行くべきおすすめの豚丼店をご紹介します!
各豚丼屋の紹介でテイクアウトの可否もお伝えしていくので、混雑時は持ち帰りも視野に入れてみてください。
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なぜ帯広で「豚丼」が人気なの!?
今でこそ、多くの飲食チェーン店で手軽に食べることができる「豚丼」ですが、その発祥の地がまさに、十勝地方・帯広市だったと言われています。
「豚丼」が誕生したのは昭和初期ごろ。
当時帯広市内にあった「ぱんちょう」という食堂で、豚肉に鰻の蒲焼のたれをかけてご飯にのせて提供したのが、「豚丼」のはじまりのようです。
昭和初期の北海道といえば、開拓が進み人口が300万人を超えた頃。
北海道の発展のために汗を流す人々に、「スタミナのつく料理を食べて欲しい」ということから、当初は鰻の提供を考えたものの、鰻は高級品。そこで代用品として着目したのが豚肉だったのです。
帯広市では養豚業がさかんに行われていたこともあり、豚肉は人々にとって身近な食材であり、なおかつ鰻に比べて圧倒的に手に入りやすいものだったのです。
こうして「豚丼」は誕生し、帯広の名物料理となりました。
厚切りで甘辛いタレがかかった豚肉をあつあつのごはんにのせた「豚丼」は、寒さの厳しい北海道の地で懸命に生きる人々の胃袋を満たしただけではなく、心をあたためるものであったことでしょう。
近年、ご当地グルメのブームや、ミシュラン北海道版に登録されたお店もあり、豚丼人気はどんどん加熱していると言えます!
帯広でおすすめの豚丼屋6選!
200店舗以上の豚丼を提供するお店の中から特に人気の6店舗を厳選して紹介していきます。
焼き方にこだわりがあったり、特製のタレで差別化を図っていたり、試さずにはどこが1番とは決めきれないのでこの記事を参考に豚丼屋巡りをしてみてください!
この記事で紹介する豚丼屋はこちらです。
2、元祖豚丼の店といえばココ!「ぱんちょう」
3、たれ屋が作った豚丼「いっぴん」
4、女性でも入店しやすい「かしわ」
5、肉屋さんが本気で作った豚丼!「ぶたいち」
6、アクセス抜群!帯広駅構内「ぶたはげ」
1、ミシュラン選出店!「とん田」の営業情報!テイクアウトはできる?
(画像引用元:とん田)
ミシュランガイド北海道版2012特別版2017特別版でビブグルマンに選出された「とん田」。
軟らかい部分だけを厳選し、手切りされた分厚い肉を特製のタレで味わうことができます。タレはついてくるので、たっぷり味わえますよ!
また、ロース・バラ・ヒレから部位を選ぶこともでき、部位ごとの味の違いを楽しむこともできます。
創業者の「我々はぶた丼ではなく、手間隙を売っている」という熱い思いを感じることができる、まさに豚丼の名店です。
とん田の営業情報
とん田の営業情報をお伝えします。
電話 | 0155-24-4358 |
住所 | 北海道帯広市東10条南17丁目2番地 |
営業時間 | 11:00~LO18:00 ※売切れ次第終了 |
定休日 | 年末年始 ※変更の可能性あり |
とん田のテイクアウト可否
とん田では、テイクアウト、プチドライブスルーでの購入も可能です。
プチドライブスルーを利用する場合には、事前に電話予約の上、車に乗ったまま受渡ができます。
2、元祖豚丼の店といえばココ!「ぱんちょう」の営業情報!テイクアウトはできる?
(画像引用元:食べログ)
昭和8年創業の豚丼の老舗の言えば「ぱんちょう」。
厳選された豚ロースを炭火でじっくりと焼き上げる深い味わいと歴史あるその味を求めて、多くの観光客が訪れます。
そんな【ぱんちょう】のメニューは、女将(うめ)さんの名前にちなみ、松→竹→梅→華の順番でグレードが上がっていきます。
テイクアウトできる「お土産豚丼」もありますよ!
ぱんちょうの営業情報
ぱんちょうは駅のすぐ側に位置しており休日は店の外に行列ができる有名店です。
電話 | 0155-22-1974/0155-23-4871 |
住所 | 北海道帯広市西1条南11丁目11-19 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 月曜日、第1・第3火曜日 ※祝日の場合は営業し翌日休み |
ぱんちょうのテイクアウト可否
テイクアウト可能です。電話注文をして、決めた時間に取りに行けば受け取ることが出来ます。
電車の発着時間に合わせて注文しておけば便利ですね。
3、たれ屋が作った豚丼「いっぴん」の豚丼は絶品!営業情報はこちら!テイクアウトはできる?
(画像引用元:いっぴん)
こだわりぬいた豚丼を提供する「いっぴん」は、70年以上ジンギスカンや焼き肉のたれなどを製造してきたたれ屋さんが出した豚丼店です。
「ごはん少なめ」や「ハーフ豚丼弁当」など、自分にぴったりなサイズを選ぶことができるのも嬉しいところ。
帯広市内だけではなく、札幌市内にも6店舗あり人気度が窺えます。
たれはネットでも購入することが出来ます。
いっぴんの営業情報
十勝豚丼 いっぴん 帯広本店の営業情報をお伝えします。
電話 | 0155-41-1789 |
住所 | 北海道帯広市西21条南3丁目5番地 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
定休日 | 木曜日 |
いっぴんのテイクアウト可否
いっぴんでは、テイクアウト可能です。
帯広だけでなく、札幌の6店舗すべてでテイクアウト可能です。
4、女性でも入店しやすい「かしわ」の営業情報!テイクアウトはできる?
(画像引用元:かしわ)
帯広で唯一いなきびごはんを使用し、他の食材もできるだけ道内産のものを使用するというこだわりよう。
大きめにカットされた豚肉に昆布とかつお節をベースにした自家製たれで味わう豚丼は格別です!
お肉はロース、バラ、肩ロース、三種盛り合わせから選べます。
お子様、女性に嬉しいお子様用豚丼、小盛から大盛・特盛までサイズも様々です。
かしわの営業情報
かしわの営業情報をお伝えします。
帯広ばんえい競馬場にほど近い場所に店を構え、一見、カフェかと思ってしまうようなおしゃれな造りの豚丼店。このたたずまいなら、女性でも気軽に入れそうです。
電話 | 0155-66-4711 |
住所 | 北海道帯広市西12条南9丁目10-3 |
営業時間 | (平日)11:00~15:00、17:30~20:00 (土・日・祝日)11:00~20:00 ※ラストオーダーは30分前。食材がなくなり次第終了。 |
定休日 | 水曜日 ※祝日、お盆、GWなどの場合は変更あり。 |
かしわのテイクアウト可否
かしわでは、テイクアウト可能です。
かしわで豚丼をテイクアウトして、近くのばんえい競馬場へ……というルートが観光客のみなさんにはおすすめです!
5、肉屋さんが本気で作った豚丼!「ぶたいち」の営業情報!テイクアウトはできる?
(画像引用元:ぶたいち)
食肉加工会社を母体とする「ぶたいち」。
経験豊富な肉のプロが厳選した、安心安全な豚肉をお手頃価格で楽しむことができます。
低温で熟成したタレに漬け込んだ柔らかく噛みやすいお肉、幅広い層に人気です!
ロース、バラ、特上ロース、ロースとバラのミックスに加えて、帯広本店にはヒレ豚丼もあります。
豚丼専門店でもなかなかお見掛けすることができないヒレ豚丼、豚丼好きなら是非一度は味わいたいですね。
ぶたいちの営業情報
帯広市にある帯広総本店の営業情報をお伝えします。
電話 | 0155-26-4129 |
住所 | 北海道帯広市大通南25丁目20-1 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 年中無休(年末年始を除く) |
ぶたいちのテイクアウト可否
ぶたいちの帯広総本店では、テイクアウト可能です。
テイクアウト用のお弁当メニューも種類豊富にあるので、どれにしようか迷ってしまいますね!
6、アクセス抜群!帯広駅構内「ぶたはげ」の営業情報!テイクアウトはできる?
(画像引用元:ぶたはげ)
現在の店主が、祖父の代から受け継いだ味を受け継ぎつつも改良を重ね、甘さをひかえた絶妙なバランスのタレが特徴の「ぶたはげ」。
そのタレは、現在でも大釜で半日煮詰め、じっくりと熟成させた手作り。
また、850℃の高温で一枚一枚丁寧に豚肉を焼くことで、より香り高く仕上げています。
ぶたはげのメニューや店舗詳細は別記事でも紹介しています。
【関連記事】ぶたはげ:帯広駅で食べられる豚丼専門店!テイクアウトメニューや場所(アクセス)紹介。
ぶたはげの営業情報
帯広駅にある本店の営業情報をお伝えします。
休日は駅の利用客や観光客で早めに売り切れになることもありますので、行く前にはご自身で店舗に電話確認をしてから行くと安心です。
電話 | 0155-24-9822 |
住所 | 北海道帯広市西2条南12丁目9 JR帯広駅エスタ帯広西館 |
営業時間 | 9:00~19:40(L.O.19:15) |
定休日 | 第3水曜日 ※エスタ帯広に準じる |
ぶたはげのテイクアウト可否
本店の帯広駅店ではテイクアウト可能です。
テイクアウト時は事前に電話で注文をしておくと、売り切れの心配もなく待たずに受け取ることができるのでおすすめです。
出来立ての豚丼の匂いで家までの持ち帰り時間でお腹がぺこぺこになりそうですね。
帯広で豚丼がなぜ人気なの?2023年におすすめのお店・テイクアウト情報まとめ
帯広市では、昔から養豚業がさかんだったことから豚丼が一般家庭でも親しまれており、それが最近のご当地グルメブームでさらに人気が加速していったのですね!
今回ご紹介したお店はどこもテイクアウトが可能です。時代に合わせテイクアウトを始めたお店はやはり増えたようですね。
人気の豚丼をお店で味わうのはもちろんですが、車での移動が多い北海道ですから、ドライブのおともに有名店の豚丼をテイクアウトしてみてはいかがでしょうか。
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