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実は日本の中では、
「北海道の冬休み期間が日本一長い!」
って、皆さんご存知でしたか?
11月に入り、2023~2024年にかけての年末年始はどう過ごそうかと考えている方も多いのではないでしょうか。
例えば2022年度は、冬休み開始のピークは全国的に12月24日前後。
ですが、冬休みが明けるのは、東京では1月10日が多かったのに対して、札幌市は1月19日が最多でした。
開始日だけでも1週間以上も差があることがわかりますね!
今回は、北海道の冬休みが長い理由や、他の地域とどのくらい差があるのかなどについて、お伝えしていきます!
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北海道の冬休み期間はどうして長いの?
小中学校は、学校教育法施行規則によって、教科ごとの年間の授業数の目安が決められています。
しかし、夏休みや冬休みなどの期間は、公立小・中学校の場合には各都道府県や市区町村の教育委員会が、私立学校の場合は各学校が決めます。
また高校や大学、各種学校の場合には、各学校で期間を決めることができます。
つまり、全国で統一した決まりはありません。
長期の休みの日数は、その地域の気候などを考慮し判断されています。
北海道の冬休みが長い理由は明らかではありませんが、おそらく、寒さや雪への対策として、冬休みの期間が長くなるのでしょう。
ちなみに、北東北の一部も、1月の15日前後までを冬休みとしているようなので、北海道に限らず、冬休みの長さには地域の気候が反映されているのでしょう。
小学校の冬休み期間
クリスマスやお正月など、小学校に通う子どもたちにとっては大好きな楽しいイベントが目白押しの冬休み。
「もういくつ寝るとお正月~♪」と思っている子も多いのではないでしょうか。
公立小学校の場合、各市区町村ごとに冬休みの期間を決められるので、札幌市と東京都新宿区、そして暖かい地域の代表として、沖縄県那覇市の小学校の冬休みの長さを比較してみました。
札幌市 | 12月26日(火)~1月21日(日) | 27日間 |
東京都新宿区 | 12月26日(火)~1月8日(祝) | 14日間 |
沖縄県那覇市 | 12月26日(火)~1月4日(木) | 10日間 |
札幌市の小学生の冬休みは、なんと27日間。
大人からすると、思わずため息が漏れてしまう長さ……羨ましいですね!
それに対して南国那覇市の冬休みは10日間。
那覇市の小学生が札幌市の小学生の冬休みの長さを聞いたら、驚いてしまうのではないでしょうか。
東京都新宿区と比較しても、札幌市の冬休みは2倍以上の長さです。
ただ、これだけ冬休みが長いと、「子どもは冬休みだけど、親はもう仕事が始まっている」という状況に陥ってしまうことも少なくなさそうです。
北海道に限らずかもしれませんがクリスマスにゲーム機を買ってもらって家で遊ぶという子供も多いですね!
ソフトではピクミンが人気を集めそうです。
中学校の冬休み期間
小学校よりも学区が広くなる中学校。
雪が積もってしまうと自転車通学もできなくなるので、長時間歩いて通学しなければならないのは生徒にとってはつらいはずです。
だからこそ、気候に合わせた判断をしてもらえると、生徒にとってはありがたいですよね。
公立の中学校は公立小学校と同様に、各市区町村の教育委員会が定めます。
中学校の冬休みの長さは、他の地域と比べるとどう違うのでしょうか。
先ほどと同様に、札幌市・東京都新宿区・沖縄県那覇市で比較してみました。
札幌市 | 12月26日(火)~1月14日(日) | 20日間 |
東京都新宿区 | 12月26日(火)~1月8日(祝) | 14日間 |
沖縄県那覇市 | 12月26日(火)~1月4日(木) | 10日間 |
札幌市では、小学校に比べて1週間お休みが少なくなっていますが、新宿区と那覇市は、小学校と中学校で日数に変化はありません。
小学校より短くなった……とは言っても、那覇市と比べると冬休みの日数は2倍。
やっぱり長い、北海道の冬休み!
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高校の冬休み期間
さて、高校になると、学校ごとに冬休みの期間を決めることができます。
なので、近隣の学校同士でも、冬休み期間が異なることがしばしばあります。
そうはいっても、「だいたいの学校はこの期間」というようなピークはあるので、ここでも3地区の冬休みのピークをご紹介します。
北海道 | 12月22日(金)~1月14日(日) | 24日間 |
東京都 | 12月26日(火)~1月8日(祝) | 14日間 |
沖縄県 | 12月26日(火)~1月4日(木) | 10日間 |
なんと、札幌市では、中学校よりも高校のほうが冬休みが長くなっています!
例えば、札幌市立の7つの高校では、冬休みが22日からの学校が4校、23日からが2校、25日からが1校でした。
いずれにせよ小中学校よりも、開始時期が早くなっています。
なぜ北海道で高校のほうが冬休みが早く始まるのかはよくわかりませんが、東京都と沖縄県では、小中高で冬休みの長さに大きな差はありませんでした。
一方で、冬休みの最終日は東京都と同じ8日だったり、11日、という高校も多くみられました。
例年、大学入試共通テストが1月第2週(2024年は1月13日・14日)に行われることを考えると、共通テスト受験者が多い学校では、共通テスト直前に冬休みが終わると考えてよさそうです。
確かに、センター試験(現在の共通テスト)前に一回登校して、学校から諸注意を受けたり、後輩から応援のお菓子をもらった記憶があるなぁ……
受験生にとっては、共通テスト前の追い込みの時期かもしれませんが、年末年始くらいはしっかりお休みしてくださいね!
大学の冬休み期間
(画像引用元:北海道大学ホームページ)
最後に、大学の冬休み期間をみてみましょう。
大学は、一般的に春休みが長いイメージがありますよね。
旧帝国大学の一つで北海道を代表する大学、北海道大学(札幌市)、日本最北端の国公立大学である北見工業大学(北見市)、言わずと知れた日本の国公立大学のトップ、東京大学(東京都)、日本最南端の国公立大学である琉球大学の4つの大学を比較してみました。
北海道大学 | 12月28日(金)~1月4日(木) | 7日間 |
北見工業大学 | 12月29日(金)~1月3日(水) | 6日間 |
東京大学 | 12月28日(火)~1月3日(水) | 7日間 |
琉球大学 | 12月26日(火)~1月3日(水) | 9日間 |
大学に関しては、正月三が日と同時に冬休みも終わる大学がほとんどで、道外の地域の学校と大きな差はありませんでした。
普通の会社と同じようなスケジュールです。
大学生の場合、実家を離れて暮らしている人も多いでしょう。
帰省するとなると、新幹線や飛行機を使用する人もいるはずですよね。
「年末年始は家族と過ごしたい」「地元の友達に会いたい」と思っても、これではなかなか、帰省のためのチケットを取るのは難しそうです。
北海道の冬休み期間が日本一長い!まとめ
今回は、北海道の冬休み期間が本当に長いのか、他の地域と比較してみました。
その結果、小学校では27日間と、沖縄の10日の3倍弱の長さでした。
これは、間違いなく、北海道が全国最長の冬休みを誇っている、と言えます。
北海道内でも学校段階が上がるに従い、冬休みの日数も少なくなっていき、大学では、他の地域とほとんど差はありませんでした。
長期休みの期間は、公立小・中学校の場合には各都道府県や市区町村の教育委員会が、私立学校や高校・大学などの場合は各学校が決められ、全国で統一した決まりはありません。
ですがその地域の気候などを考慮して日数を決められることから、寒さや雪への対策として、冬休みの期間を長くしているのでしょう。
いずれにせよ、もうすぐやってくる冬休み、全力で楽しみたいですね。
溜まっている漫画を読んだりもありですね!