2023年『北海道弟子屈町』持続可能な観光地世界100選の一つに選ばれました!
日本一の透明度を誇る「霧の摩周湖」や2026年の星野リゾート「界 テシカガ」の誕生で最近さらに話題に上がるようになった弟子屈エリアが世界的にも注目されています。
この記事ではニュースだけではわからない気になるポイントをまとめてお伝えしてきます。
・『北海道弟子屈(てしかが)町』の今、行きたい観光地
・『北海道弟子屈(てしかが)町』が持続可能な観光地世界100に選ばれた理由
・『北海道弟子屈(てしかが)町』に星野リゾート「界 テシカガ」が誕生
・日本の持続可能な観光地は他にどこにある?
持続可能な観光地とは、
「訪問客、業界、環境および訪問客を受け入れるコミュニティーのニーズに対応しつつ、現在および将来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮する観光」
(出典:Making Tourism More Sustainable – A Guide for Policy Makers, UNEP and UNWTO, 2005, p.11-12)
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『北海道弟子屈(てしかが)町』の魅力とは?
(画像引用元:sustainable-destinations japan)
弟子屈と聞いてもパッと北海道のどこにあって、何があるのか思い浮かばないない方も多いかと思います。
実際私も、最近まで、弟子屈の範囲がどこまでなのかは知りませんでした。
(そもそも地名を読めない人も多いです。)
弟子屈町は阿寒湖の右上で、知床の左下に位置しています。
日本一と言われる透明度をほこる摩周湖や、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖、硫黄山や川湯温泉、釧路川源流など豊かな自然景観に恵まれていることから、町域の65%が阿寒摩周国立公園にも指定されています。
強酸性の硫黄泉が湧き出る川湯温泉も最近は星野リゾートが出来ると話題になっています。
弟子屈ではカヌーやトレッキング、サイクリングなど、大自然を楽しめる各種アクティビティーも盛んです。
『北海道弟子屈(てしかが)町』の今、行きたい観光地
(画像引用元:sustainable-destinations japan)
弟子屈町は北海道の中でも特徴的で雄大な「自然観光地」が豊富です。
よく観光雑誌などに取り上げられる”霧の摩周湖”やなかなか知られてはいませんが、
アトサヌプリや屈斜路湖などスケールが大きく感動体験ができる観光地が多いんです!!
マイナー観光地のイメージがある弟子屈エリアですがここにしかない魅力的な観光地が沢山あるのでお伝えしていこうかと思います。
ではここからは、代表的なテシカガの観光ポイントをお伝えしていきます!
日本一の透明度 霧の摩周湖
(画像引用元:弟子屈町観光振興計画)
「霧の摩周湖」や「摩周湖の雲海」と呼び名があるほど霧やモヤが頻繁に発生する摩周湖。
ですが「摩周ブルー」と言われるほど透明度が高く、その透明度は日本一です。
透明度の理由は”水たまり”だから。
雨水でできた摩周湖にはプランクトンや土砂が少なく不純物が少ないので透明度が高いのだとか。
さらには人の立ちはることのできないことから汚染が極めて少ないことが理由だそうです。
私個人的には晴れている摩周湖を見たいですが、滅多に見れないことから、
晴れている摩周湖を見ると”婚期が遅れる”という都市伝説もあるので、考えものです。。
白鳥と砂湯温泉 屈斜路湖
(画像引用元:sustainable-destinations japan)
屈斜路湖は見どころ満載の湖です。例えば、、、
・クッシー伝説のある屈斜路湖
・砂を掘って入る砂湯
・白鳥と入れる混浴野湯
・無料の露天風呂
など、どれもユニークな観光情報ですよね。
白鳥との距離もかなり近くて斬新な体験ができます。
白鳥は寒くなってから(11月)行けば見れる可能性が高まります。
混浴野湯は水着を着ていけば夫婦やカップルでも楽しめますよ!
※素っ裸で入っている方も場所によってはいます。
硫黄が吹き出る アトサヌプリ
(画像引用元:sustainable-destinations japan)
駐車場に着く前から硫黄の匂いがしてきます。
硫黄山に少し登り噴出口を間近に観察することができるのは貴重!
地球が生きているのを肌で感じることができる素晴らしい場所です。
売店で売られている”ゆで卵”が美味しい!
【注意事項】
・噴出口はいろいろな場所から出ています(足元にもあります。)
蒸気はすごく熱いのと、吸い込みすぎると有害です。
星野リゾートもできる 川湯温泉
(画像引用元:弟子屈町観光振興計画)
強酸性の美肌の湯と知られている川湯温泉。
現在は少し古びた感じですが、無料の足湯もあり温泉街を歩くとほっこりしてきます。
今後は星野リゾートも誕生する計画で、現在道東でかなり注目のスポットになってきています。
空いていて落ち着いた川湯温泉を楽しみたい方は今のうちに宿泊して楽しんでくださいね!
大自然を満喫 摩周・屈斜路トレイル
(画像引用元:sustainable-destinations japan)
全長44㎞の「摩周・屈斜路トレイル」が2020年にオープン。
湖、火山、森、日本でも弟子屈にしかないダイナミックな風景の中をゆっくりと歩けるのが魅力としてアピールをしています。
自然が豊かなので、1日かけてデジタルデトックスするのも素敵ですね!
海まで続く カヌーイーストの聖地
(画像引用元:sustainable-destinations japan)
釧路川は日本最大のカルデラ湖・屈斜路湖から流れ出ていてカヌーを楽しむことができます。
水の透明度の高さと、ダムや堰にさえぎられることなく海まで続く貴重な自然が残されていることから、カヌーイストの聖地と呼ばれ、多くのカヌーツアーが行われています。
源流から海まで一本の川を下れるってなんだかロマンですね!
『北海道弟子屈(てしかが)町』が持続可能な観光地世界100に選ばれた理由
「 世界の持続可能な観光地トップ100」 は、持続可能な観光に関する国際基準を取り入れ、より良い地域づくりを行っている各国の地域を表彰するものです。
北海道では弟子屈町とニセコが登録されています。
弟子屈町が選ばれた理由は、弟子屈えこまち推進協議会と地域住民によるアトサヌプリ(硫黄山)トレッキングツアーが評価され、官民一体の努力が認められたことによって登録されたとのこと。
そのうちに世界遺産にも登録されそうだね!
評価内容としては、グリーンデスティネーションズ(GD)が2014年から毎年実施している国際基準をクリアしているからであり、その指標とは
・景観保全やエネルギー消費量の削減
・地球温暖化防止に対する取り組み
など特に重要な15項目であり、地域の取り組みなどがクリア基準に達しています。
今回「 世界の持続可能な観光地トップ100」に選ばれた背景として、
アトサヌプリのトレッキングツアーで、1日あたりの立ち入り人数を制限したり、認定ガイドがいないと入山できない仕組みなど自然資源を適切に管理する仕組みづくりがあったことが評価の1つとなっているそうです。
『北海道弟子屈(てしかが)町』に星野リゾート「界 テシカガ」が誕生
(画像引用元:HBCニュース)
星野リゾートが川湯温泉に建設を予定している宿泊施設の名前が、「界 テシカガ」となり、2026年にオープン予定であることが発表されました。
具体的な客室数や館内設備はまだ未定のようですが、「界」ブランドを活かし、川湯温泉エリア全体の魅力を滞在満喫できる施設になるようです。
川湯温泉のお湯は強酸性硫化水素を含んでおり、古くから療養泉として多くの人々に愛されてきました。
ですが、近年川湯温泉は訪れる人が減少し、廃業する旅館も増えていました。
そんな中、星野リゾートが誕生することにより、観光地経済復活が見込まれ、地元民は歓迎ムードになっている様子がテレビでも報道されていました。
日本の持続可能な観光地は他にどこにある?
2023年の「世界の持続可能な観光地TOP100選」に選ばれた場所は10地域です。
あなたはいくつ行ったことがありますか?
2、岩手県釜石市
3、神奈川県箱根町
4、長野県小布施町
5、京都府宮津市
6、香川県丸亀市
7、徳島県三好市
8、愛媛県大洲市
9、熊本県小国町
10、鹿児島県与論島
弟子屈町に行く場合、北海道は広いので車ありの観光が絶対的におすすめです。
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