北海道民がコタツよりストーブな理由。なぜストーブ派なの??

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知って温まる。北海道で暮らすなら覚えておきたいストーブ事情!

とかおび記者

「北海道ではコタツよりストーブの方が普及しているって本当?」

とかおび記者
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雪国である北海道ですが、実はコタツは意外と使用されておらず、ストーブが主流となっているのです。

ストーブは効率よく広い空間を暖められるため、北海道の厳しい寒さに適した暖房器具として愛用されています。

この記事では、北海道民がコタツよりストーブを選ぶ理由や、そのメリットやデメリット、ストーブの種類や特徴について詳しくご紹介します。

是非、北海道で冬を過ごす方は参考にしてくださいね。

北海道でコタツよりストーブが選ばれている理由とは?

北海道では11月〜3月の間が冬となっており、冬の期間が長いことが知られていますよね。

そして気温も寒く、1月~2月の間はほとんど氷点下!

そんな厳しい寒さから身を守るため、北海道では様々な工夫が凝らされてきました。

 

では、なぜ北海道ではコタツよりもストーブが選ばれているのでしょうか?

とかおび記者
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結論としては、「北海道の住宅構造が寒さに強い」、「足元だけでは寒さをしのげない」、「歴史的背景」以上3つの理由からストーブが選ばれているのです。

詳しい理由を解説します。

①北海道の住宅構造が寒さに強い

北海道では寒さに厳しい地域ということから、高断熱・高気密の家づくりとなっているのです。

そのため、最初から床暖房やストーブが設置されている家が多い傾向にあります。

とかおび記者
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私の実家や親戚、友達の家も床暖房がついていることがほとんどでした!

アパートでも最初からストーブが設置されていることが多いですね。

最初からストーブが付いているからコタツはそこまで必要ないということです。

また、家の断熱性が優れていることから、ストーブで部屋を十分に温めることができることもストーブが選ばれる大きなポイントですね。

②足元だけでは寒さをしのげない

コタツの長所の1つとしては、冷えやすい足元を温めることでストーブやエアコンなどの他の暖房器具を使用せずに、省エネで暖をとれる所があります。

しかし、氷点下が続くことの多い北海道では足元だけ温めても十分な暖をとることができません。

このことから部屋全体を効率よく暖めることの出来るストーブが選ばれているのです。

③歴史的背景

明治期以降、北海道には本州から多くの人々が移住してきました。

移住者は出身地で使用していた「囲炉裏」や「火鉢」といった暖房器具を用いましたが、冬を越すのに困難を要したそうです。

寒さを克服するため、暖房器具の開発が行われ「薪ストーブ」や「石炭ストーブ」など様々なストーブが開発され、北海道での冬に活躍していったのです。

こうした歴史的背景から北海道ではコタツよりもストーブが多くの家庭に普及しているという訳ですね。

どっちが暖かい?コタツとストーブの特徴を比較!

コタツにもストーブにもメリットデメリットがあります。

コタツとストーブ、それぞれの特徴を理解して自分の生活スタイルに最適な暖房器具を選択しましょう。

 

コタツ ストーブ 比較
コタツ ストーブ
暖房範囲 ・局所的(こたつの中のみ) ・広範囲(部屋全体)
ランニングコスト ・比較的安い 【電気ストーブ】
・消費電力によっては高い
【灯油ストーブ】
・比較的安い
安全性 ・低温火傷のリスク
(寝てしまった場合)
・脱水症状のリスク
(寝てしまった場合)
・火災のリスク
・一酸化炭素中毒のリスク

局所的ならコタツ、部屋全体ならストーブが暖かいですね。

コストや安全性を考慮するとコタツが良さそうですが、灯油ストーブを使用した場合であれば、ある程度コストを抑えた上で部屋全体を暖かくすることができますね。

他にも秋や春はコタツを使用し、真冬になったらストーブを使用するといったような時期で入れ替えて使用するのも良さそうです。

出し入れがめんどくさいといった人は最初からストーブを使用するのでも良いですね。

自分の生活スタイルに合わせたものを選択すると良いでしょう。

とかおび記者
とかおび記者

個人的には北海道で冬を過ごすなら部屋全体を暖めることの出来るストーブがおすすめです。

ストーブの種類と特徴・選び方のポイント

(画像引用元:CORONA 公式サイト

ストーブと一言で言っても種類は様々です。

下記に特徴を比較した表を作成したので参考にしてくださいね。

 

ストーブの種類と特徴
ストーブの種類 特徴
灯油ストーブ ・灯油を使用することから電気がなくても使用が可能。
・北海道で比較的良く使用されているストーブ。
・暖房効率が高く(1円あたり87kcal程度)経済的。
・給油の手間がある。
・対流式と反射式があり、部屋の広さや構造に合わせた選択が可能。
電気ストーブ ・電気を利用して暖めるストーブ。
・安全でクリーンな点が魅力。
・給油の手間はない。
・暖房効率は低め(1円あたり35kcal程度)。
石油ファンヒーター ・北海道で良く使用されているストーブ
・灯油を燃料とし、ファンで温風を吹き出すタイプのストーブ。
・ファンがあるため、電気が必要。
・給油の手間がある。
・送風ファンの効果で暖まり方が早く、広い部屋も短時間で暖めることが可能。
ガスストーブ ・都市ガスやプロパンガスを燃料とするストーブ。
・暖房能力が高く、効率的な暖房が可能。
・給油の手間はない。
・ガス会社との契約とガス管が必要。
・熱効率は中くらい(1円あたり65kcal程度)。
・温風がないため、ほこりやハウスダストが舞わない。

※参考サイト:EC CURRENT

それぞれにメリットデメリットがありますね。

とかおび記者
とかおび記者

私はガスストーブ以外全部使用したことがありますが、一人暮といったコンパクトな暮らしなら石油ファンヒーター、家族がいる広い暮らしあるなら灯油もしくはガスストーブがおすすめです。

小さい子供がいる場合には安全を考慮して電気ストーブといった選択肢もありでしょう。

ストーブを安全に使うための対策

ストーブの良いところはたくさんありますが、怖い所もあります。

それは主に2つです。

ストーブの危険性を理解し、安全かつ快適に北海道の冬を過ごしましょう!

①火災のリスク

灯油を使用するストーブの場合は灯油を燃やして熱を作っています。

周りに燃えやすいものがあったりすると大変危険です。

他にもタンクのキャップの締め忘れによる灯油漏れによる引火も考えられますね。

冬は乾燥もあり、より家事が起こりやすい環境とも言えるので、十分注意しましょう。

②一酸化炭素中毒のリスク

一番危険なのは、一酸化炭素中毒です。

痛みを伴わないため、知らずに命が蝕まれていることも。

一酸化炭素中毒とは

ガス機器や石油機器を密閉された環境で長時間使用すると、酸素が不足して不完全燃焼を起こし、一酸化炭素という有毒なガスが発生します。

一酸化炭素は色も臭いも無く、毒性が強いため、気づかないうちに中毒になる危険があるのです。

症状として、頭痛や吐き気、手足がしびれて動けなくなります。

重症になると、人体に強い機能障害を起こしたり、意識不明になって最悪死に至ることもあります。

このことから、寒いからといって部屋を締め切ることは非常に危険です。

長時間ストーブを使用する際には必ず定期的に空気を換気するようにしましょう。

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とかおび記者
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